製作裏話「女たちのジハード
西海真理



「女たちのジハード」は、是非、女性の演出家、女性の脚本家、で行きたい!と
女性の企画者、私、西海真理は思いました。
そして、演出には、今、注目株の俳優座の宮崎真子さん、
脚本には、文化庁や、劇作家協会で賞を取っている篠原久美子さんを引っ張り込みました。

第1稿は原作に忠実に。
第2稿以降は、オリジナリティをどう出すか、
それから、何度3人で話し合ったことでしょう。
ある時は渋谷の喫茶店をはしごし、
あるときは、喫茶店を追い出されホテルのロビーで延々と・・・
上演時には、なんと第6稿を手にしていました。

一度は、泊り込みで我が家で合宿なんていう事もありました。
朝4時頃、壁にぶち当たっていた3人。
ふっと、ぶっとび久美子さんが言いました
「あたしだったらこんな時、紀ちゃんに、カレーや始めさせちゃったりするんだよねー、それとトマトを結び付ける」
「えっ、なに?」
「それって、逸脱しすぎだよねー」
「そんなことないよ」
「それいい!」
「それいこう!」
「それいただき!」
こんな風にして、紀ちゃんの、のりぴょんカレーのシーンが出来上がりました。
今は、そこがかわいいと大好評。
お二人には本当に、惜しみない力を朋友に提供していただきありがとうございました。
お陰さまで、素敵な作品が生まれました。


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